フラワー歯科・矯正歯科山本駅前クリニック,宝塚市,一般歯科,矯正歯科,小児歯科,審美歯科,ホワイトニング

ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチ(神経を失って黒ずんだ歯のホワイトニング)

「神経を失って黒くなった前歯」にお悩みではありませんか?

虫歯の進行やケガ(外傷)などによって歯の神経を失ってしまった歯は、時間の経過とともに、徐々に茶褐色や黒ずんだ色へと変色してしまうことがあります。 これが前歯であると、お口を開けたときに非常に目立ってしまい、悩まれる方も少なくありません。

実は、このような「神経がない歯(失活歯)」は、一般的な歯の表面から行うホワイトニングでは白くすることができません。 そこで、歯の内側から直接アプローチして本来の白さを取り戻す治療法が、この「ウォーキングブリーチ」です。

被せ物(クラウン)にすることなく、ご自身の歯を最大限に残しながら白くできる、とても身体に優しい治療法です。

ウォーキングブリーチの仕組みと特徴

1. 歯の「内側」から白く染め上げる

歯の裏側に小さな穴を開け、そこから歯の内側に専用の薬剤(30%過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウムとの混和物)を入れます。内側から直接じっくりと漂白を行うため、通常のホワイトニングでは反応しなかった深い変色をきれいに落とすことができます。

2. 通院しながら段階的に白くしていきます

内側に入れたお薬は、約1週間〜2週間ごとに新しいものへと交換します。 変色してからの期間や歯の状態によって白くなりやすさは異なりますが、通常数回の交換(通院)を繰り返すことで、周りの歯になじむ自然な白さへと近づけていきます。

3. ご自身の歯を削る量を最小限に抑えられる

黒ずんだ歯を白くするために、歯を大きく削って全体を被せ物(クラウン)にする治療法もあります。しかし、ウォーキングブリーチであれば、歯の内側にお薬を入れるための最低限の穴を開けるだけで済むため、ご自身の健康な歯(歯質)を多く残したまま白い歯を取り戻すことができます。 ※本治療は、ご自身の歯がしっかりと多く残っている方が適応となります。

治療を安全に行うための「大切な前提条件」

ウォーキングブリーチを安全に行うためには、「歯の根っこの治療(根管治療)が適切かつ完全に行われていること」が絶対に欠かせない前提条件となります。 根っこの治療が不十分なまま漂白薬を入れてしまうと、薬が根の先に漏れ出して強い痛みや炎症、最悪の場合は歯の根っこが吸収されてしまうリスクがあるためです。

そのため、当院では治療を始める前に必ず以下のプロセスを徹底しています。

  1. 事前検査(レントゲン撮影): 歯の根っこの状態(根尖:こんせん)をレントゲンで細かく確認します。

  2. 根管充填の確認: 根っこの中にお薬が隙間なくピッタリと詰まっている(緊密な根管充填)かを確認します。

  3. 必要に応じた再治療: もし根っこの治療が不十分であると判断した場合は、安全を第一に考え、ウォーキングブリーチを始める前に、まずは根っこの治療(根管治療)を丁寧にやり直します。

このような方におすすめです

  • 昔、神経を取った前歯がだんだん黒ずんできて気になる方

  • ぶつけて神経が死んでしまい、1本だけ歯の色が変わってしまった方

  • 「白い被せ物にするしかない」とあきらめていた方

  • できるだけ自分の歯を削らずに、白さを取り戻したい方

当院からのメッセージ

前歯が1本黒いだけで、思いっきり笑うのをためらってしまうことがあります。 当院では、お一人おひとりの歯の状態をレントゲン等で精密に診断し、安全性が確保できる状態であることを確認した上で、最適なウォーキングブリーチ治療をご提案いたします。

「私の歯も白くなるのかな?」と少しでも気になった方は、どうぞお気軽にご相談ください。

治療症例・左上中切歯、側切歯の2本

症例の詳細】

  • 治療回数・期間: ウォーキングブリーチ処置 4回

  • 治療費用: 1回 10,000円/本 × 2本 × 4回 = 総額 80,000円(税込)

  • ※事前のレントゲン検査代や、必要な場合の根管治療(根の治療)費用は別途かかります。

【メリット】

  • 歯を大きく削らない: 歯全体を削って被せ物(クラウン)にする必要がないため、ご自身の歯へのダメージを最小限に抑えられます。

  • 自身の歯を多く残せる: 生まれ持った歯質をしっかりと残しながら、不自然さのない白い歯を取り戻すことができます。

【デメリット・リスク(治療前に必ずお読みください)】

  • 効果の個人差: 歯の変色の原因や、神経を失ってからの経過年数によって、白くなりやすさ(効果)には個人差があります。すべての方が周囲の歯と完全に同じ色まで白くなるとは限りません。

  • 色の後戻り: 治療直後の白さが永久に続くわけではありません。数年が経過すると、日々の食事や経年変化によって徐々に色が後戻り(変色)することがあります。その場合は、再度漂白を行うか、コーティングなどの処置が必要になる場合があります。

  • 根への影響(外部吸収): 漂白薬の成分が歯の根の周りに漏れ出すと、稀に歯の根が溶けてしまう「歯根外部吸収」というトラブルを起こすリスクがあります。 ※当院では、治療前に必ずレントゲン撮影を行い、根っこの治療が精密に完了していることを確認した上で安全に処置を行います。必要に応じて、先に根の再治療を優先することがあります。

  • 一時的な違和感: 薬が作用している期間中、一時的に歯や歯ぐきに軽い違和感やツンとするような痛みを感じることがあります。

  • ウオーキングブリーチを行っているときは薬の作用でどうしても薬剤を蓋をしたセメントが脱離しやすくなります。